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RSS/ATOM 記事 (787)
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Vol.9 トラクタハイドロリック(油圧)システム 前編
from 農業経営者
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農業用トラクタに不可欠な高機能化を実現したシステム 今月から2回にわたって、トラクタの油圧システムについて紹介していきたい。農業用トラクタの最も特徴的な部分として油圧システムの存在が挙げられるが、トラクタの機種や時代によってその構造は異なっている。しかしながら、油圧ポンプにより圧力の加えられたオイル(作動油)が、コントロールバルブを介して油圧ラム、シリンダーへ圧送され、3点リンケージ(現在標準的なヒッチ)によってインプルメントを上下させるという一般的な作動原理には変わりない。 この場合、油圧操作レバー(スイッチ)の作動により、上昇、中立、下降の3つの状態に制御できる。このレバーの動きによってコントロールバルブが動かされ、オイルの回路を切り換えるからである。 これらの油圧システムを装備したことにより、トラクタはけん引して走るだけの車輌というカテゴリーから、数段飛躍した手足をもった精密マシーンへと変化を遂げた。我われの手作業並みの精密な操作を、高能率的にインプルメントを取り付けて処理していくという、現在の農業用トラクタになったわけである。現在大抵のインプルメントは、リアの3点リンケージに ...
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Vol.10 矢久保農場の収穫作業
from 農業経営者
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大型作業機械を活用して収穫の肉体労働を軽減 9月30日の夕方、大潟村に入った。週末でもあり、東北・秋田新幹線の車窓から見える水田では、稲刈り作業のコンバイン、そしてモミ運搬用の軽トラックがたくさん動いていた。大潟村でも半分程度の水田の刈り取りが終わったように見えた。ここでは大型のコンバインが大区画の水田で作業をしている。そのほとんどはモミ排出オーガ付きのグレインタンク仕様コンバインである。そしてモミ運搬用のトラックも軽トラではなく2tトラックが使われている。経営規模の違いが、機械装備にはっきり表れている。
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説明し、分析する農業経営
from 農業経営者
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【(株)グッドテーブルズ代表取締役社長 山本謙治】 これからの日本は高齢・人口減少社会に移行し、国民の「胃袋」が減っていく。世帯当たりの人数も減り、家庭で買う食品の量も少なくなる。料理しない主婦も常態化しつつある。この国の食の市場規模は間違いなく縮小に向かう。 その状況に伴って、農産物の売り方も変化するだろう。従来は、大多数を占める中間層と少数の富裕者層に向けて、モノを売っていればよかったが、今後は階層格差社会の到来によって、商品のラインナップは「高級品・一般品」から「高級品・PB(プライベートブランド)商品・一般品」の3層に分かれていく。PB商品とは、流通業界が独自の基準を設けて売る特別栽培農産物などを指す。
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茨城県坂東市 (有)猿島水耕 會田清 氏が選んだ商品
from 農業経営者
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新しい技術に積極果敢に取り組むが、決してポイントを外さない。新しい技術の調査のためには、海外へも足を運ぶ。その際、各種装置の理論よりも、その効果だけを直視してきた。その行動力と目利き力が、會田氏の強みである。 【経営データ】■ 面積 / ハウス1950m 2 。全面積水耕で、ミツバ(1550m 2 )、ミニホワイトセルリー(400m 2 )を栽培。 ■労働構成 / 社員は、奥さんの里美さんと叔父の會田久生さんを含む計5名。さらに常時7名のパートを雇用。 ■取引先 / 一部JAのほか、市場、小売店、外食産業への直販。
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第30回 人生には夢が欠かせない農業経営には計画が必要だ
from 農業経営者
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【農業生産法人(有)アクト農場 代表 関治男 (茨城県茨城町)】 できたものを売るのではなく、必要とされるものを必要なだけ作るこの産業として当たり前の発想が、ようやく農業の世界に浸透しつつある。契約栽培の概念も、実力ある農家には広く受け入れられている。今後生き残っていくであろう生産者は、ビジネスマインドを備えた経営者。就農してすぐ牛500頭を目標に掲げ、借地と預託肥育でこれを実現した関治男さんに、そのビジネスマインドの源泉を探る。 肉牛190頭、野菜は主に4品目。農業生産法人(有)アクト農場の経営内容はシンプルだ。 「事業展開云々とか、あまり難しいことは考えたことないんですよ」 代表の関治男さんは、まずそう言って笑った。しかし、それで売上1億3000万円というのはありえない話だ。(以下つづく)
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強い農場はココが違う!(後編)
from 農業経営者
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明確な経営理念を掲げ、その達成のために3つの力をバランスよく備えた農場は強い。転機をとらえて次のステージへと駆け上り、経営力の総合的なアップを目指せ。 先月号の特集前編では、農場経営を「商品力・販売力・管理力」の3要素に大別し、それらをバランスよく伸ばしていくことが農場の発展につながることを述べた。そのためには経営者自らが目的となる理念を常に自答し、それを明確な言葉として持つことが前提であるとも説いた。
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ウイリスジープ
from 農業経営者
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型式・仕様:CJ-3A・70馬力 製造社・国:ウイリス社・アメリカ 導入年度:1952(昭和27)年 使用過程:北海道北見市の及川 亨氏が所蔵していた。当時、家を建てるかジープを買うかで悩み、決断はジープ。北見市の農家では第1号。畑での作業中に近所の病人を市街まで運び、救急車の代わりもした。43年経った現在も使用中。家宝として大切にしていた。当時の価格は120万円(プラウとハロー付)。北海道に136台導入されている。
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ウイリスジープ
from 農業経営者
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型式・仕様:CJ-3A・70馬力 製造社・国:ウイリス社・アメリカ 導入年度:1952(昭和27)年 使用過程:北海道北見市の及川 亨氏が所蔵していた。当時、家を建てるかジープを買うかで悩み、決断はジープ。北見市の農家では第1号。畑での作業中に近所の病人を市街まで運び、救急車の代わりもした。43年経った現在も使用中。家宝として大切にしていた。当時の価格は120万円(プラウとハロー付)。北海道に136台導入されている。
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再検討要す北海道のGMO栽培規制条令
from 農業経営者
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本誌では、本年3月に約3万人の事業的農家を対象に、今後の農業経営の意向を聞く調査を行った。回答者約 2000名の意見をまとめ、先月号の特集としてまとめた。 その後、地域別の集計を進めるにつれ、さらに注目すべきデータを得た。特に注目したいのは、遺伝子組み換え作物(GMO)について、作付け規制条例がいち早くできた北海道と屋外栽培試験への反対運動が裁判にまで発展した北陸地域では、他地域よりも肯定的だという結果だ。
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行政の過剰介入がもたらす大規模生産者の連続倒産
from 農業経営者
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夏枯れも 集落営農 大助かり 9月から品目横断的経営安定対策や集落営農へ加入の受付が始まった。そのためか、夏休み期間中も講演の口がいくつかかかった。農水省経営政策課には、日ごろ、悪態の数々で迷惑をかけていることも忘れて、思わず三拝九拝してしまいそうな気分になってしまった。 夏の講演行脚の仕上げは、8月25日夕方、山形県長井市でアマチュアフォークソンググループ「影法師」(代表・遠藤孝太郎さん)が主催した集落営農勉強会だった。米沢に住む畏友Iさんの話では、東北ではよく知られた存在で、コメ作りをしながら音楽活動をしておられる。 事前の打ち合わせが初対面だった遠藤さんは、ジーパンがよく似合うミュージシャン風だった。「コンサートを開くノリで集落営農の集まりを企画してみたが、集落営農のような地味なテーマで、参加費を1000円もとって、農家の方がどれぐらい来てくれるかな」、「最低でも30人も来てくれればね」と超弱気な表情を見せていた。講演が始まってすぐにその杞憂は吹き飛んだ。80脚ほどの椅子を準備していた会場(長井市生涯学習プラザ)は、講演が始まって30分も経過すると、満員状態。急遽、40脚の椅子を準備したが ...
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