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RSS/ATOM 記事 (787)

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NHKの討論番組を見て  from 農業経営者 
10月の第2週以降、NHKが農業・食糧問題を集中して取り上げていた。20日には「日本の、これから『どうする?私たちの主食』」という生討論番組が行なわれた。 同番組には本誌読者もたくさん出ていた。しかし、出演した農業経営者の言葉は、日ごろとは違い、農民代表を演じさせられていた。それは番組中に出される質問が、生産者対消費者との対立を際立たせようという意図で作られていたからだ。
GAPレポート第4回  from 農業経営者 

米価大暴落がもたらす農業周辺業界への影響とは  from 農業経営者 
経営努力に欠けた農業資材業界の行く末やいかに? 農業資材業界を横目で眺めてきて30年近く経つが、最近、つくづくこの業界はダメだなと思うことがある。メーカーも、商社も、卸も、小売も、今、目の前で起きていることの構造的な意味がまるで理解できていないことだ。正確に表現すると、理解できないのである。理解できていないからこそ、次の手が何も打てないことになり、ただ状況に流されるに任せるというお粗末な状態が続いている。 こうした状況をよく喩えるのが、みんなぬるま湯の風呂につかっていて風呂桶から出ようとしない様のようである。外はぴゅーぴゅーと冷たい風が吹き荒れている。外へ出てしまえば体力がないから一気に肺炎になってしまう。それならぬるま湯の中でじっと我慢の大五郎を決め込むしかないとでも思っているのであろうか。そうやっていても、みんな肺炎に罹ってしまうだけである。 農業資材は、商人系の場合、通常、メーカー、商社、卸、小売というラインで流れていく。これが系統になると、メーカー、全農、県本部、農協と流れていく。これらはベーシック・パターンで、中にはメーカーから卸へ直売する場合もあれば、小売、あるいは生産 ...
『農業経営者』読者の会定例セミナーで、食の安全・安心を議論参加者は約120名。充実した4時間に  from 農業経営者 
去る9月21日、東京ミッドタウンにおいて、「農業経営者」読者の会が主催する定例セミナー(協賛:グッドウィル・グループ、イーサポートリンク)が開催された。セミナーのテーマ「食や農に関わるビジネス関係者が顧客に安全・安心をどう伝えるか」について、約120名の参加者が熱心に耳を傾けた。
(株)ケーアイ・フレッシュアクセス国産青果物を扱うセンター本格稼動事業規模200億円が目標  from 農業経営者 
(株)ケーアイ・フレッシュアクセス(松丸正明社長)が今年8月に開設した、国産青果物のサービスセンターが本格稼動している。10月末現在、日量5000ケースを取り扱っており、将来的には5万ケースまで伸ばしていく計画だ。センターは川越地方卸売市場内にあり、市場外流通を担う企業が場内にセンターを確保するのは国内初。2010年度の事業規模は200億円を目標に掲げる。
(株)八丈あした葉(東京都八丈島)アシタバの加工工場新設  from 農業経営者 
(株)八丈あした葉(代表取締役 垣内直彦・菊池優両氏)は、地元特産のアシタバの加工工場を先月完成させた。敷地面積は450g。総工費7000万円。アシタバの収穫が始まる12月から本格的な操業を開始する。 原料となるアシタバはすべて地元のJA東京島しょ八丈島支店から仕入れ、新工場で粉末と荒茶に加工して販売される。
(株)筑波農場(茨城県つくば市)観光客の土産用として常陸小田米を販売コンパクトサイズで中高年層のリピ  from 農業経営者 
つくば市に屹立する筑波山は、日本100名山に指定される名峰で、山麓一帯に広がる水田は関東有数の米どころ。中でも小田地区のコメは、かつて“食味極上”と宮中の献上米に選ばれた歴史を持ち、良食味米産地として名を馳せた。その地域で小久保貴史氏が代表を務める筑波農場が、11月からお土産用の「常陸小田米」1・5kgサイズ(小売予定価格・税込1050円)を発売する。
VOL.2:プラウ編 後編  from 農業経営者 
ボトムの形状 従来よりボトムの形状は、その目的によって汎用的なもの、浅耕用、深耕用と区別されてきた。モールドボードの形状も年々改良されているようだが、基本的なボトムデザインからは逸脱してないようだ。以下に代表的なボトムのタイプを紹介する。 ●ジェネラルパーパスモデル 比較的軽いけん引力で耕起できるため、整地された畑作、牧草地の耕起などに使用されている。 ●セミディガーモデル 短いモールドボードを持つ。浅耕用。 ●デイガーモデル ボディ自体は短く設計されている。耕起幅の割りに耕深が多くとれるようになっているため、ワンランク上のトラクタが必要になってくる。ヨーロッパでは、ジャガイモ畑や根菜類の畑の耕起に使用されている。 ●スラックモールドボードモデル 格子型は農家に人気のあるモデル。曲線状の数枚の板が、ブロックにボルト締めされている構造で、土塊を破砕する能力は高く、汎用性がある。比較的軽いが、粘質で付着しやすい土壌に主に使用されている。 ●バーポイントモデル シェアポイントが減るごとに前へ伸ばせるタイプで、さまざまなボトムに取り付けられている。後ろに特殊なスプリングが付いていて、減った分 ...
第28回 ブドウ編雨の多さはリスクの多さ雨除け以外の対策はあるのか?の巻  from 農業経営者 
雨量により多発する晩腐病果実袋も防除効果を左右する 専門家  和歌山の果樹といえば、ミカンと梅が有名です。取材にうかがう際もミカン畑ばかり目に付きましたが、この一帯だけブドウ畑が密集しているので驚きました。近畿にも意外とブドウの産地が多くて、南大阪や神戸近郊、滋賀の湖東などが思いつきます。でも、いずれも雨の少ない場所ですよね。乾燥を好むブドウを、雨の多い紀伊半島の中山間地で栽培するわけですから、苦労も大きいでしょう。 森  おかげさまで観光農園としての知名度は上がっていて、訪れるお客さんの数も増えてきています。ただ、やはり雨は大変ですね。海岸方面ならともかく、トンネルをひとつ越えるだけで随分と雨量が変わってくるんですよ。このあたりは非常に雨が多くて、晩腐病には悩まされます。病気では一番怖い存在ですね。 専門家  ブドウの三大産地である山梨、長野、山形や、それに次ぐ岡山などは、いずれも少雨気候ですからね。晩腐病の発生状況はいかがですか? 森  近年多発傾向で、防除にも困っています。特にピオーネは晩腐病にものすごく弱いので困ります。3年ほど前に購入した農地では、親がピ ...
Vol.22 日本と世界の直播栽培の現状を振り返って  from 農業経営者 
現在、日本での直播栽培面積は、微増状態である。技術も確立され、反収も移植栽培と遜色ない水準になっている。労働時間の削減効果は明らかであり、肉体労働の軽減は誰もが認めるところである。コスト低減や規模拡大、他品目の導入機会の創出など、経営上のメリットは非常に大きいと言える。 ただ、圃場が分散し、経営面積が小規模な府県では、レベラーや播種機といった設備投資を伴う新技術の導入には、時間がかかることも事実である。その点については理解できるが、面積が比較的大きく、経営として稲作をとらえる生産者が多い北海道で、直播技術がさほど経営に取り込まれていない実態は残念なことである。どこが問題なのか、考えさせられる訪問でもあった。



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